消化器内視鏡専門医3名、消化器内視鏡技師5名の体制で「患者様に負担の少ない内視鏡」をモットーに検査を施行しています。

月間200件あまりの検査に加え内視鏡治療(ポリープ切除術、早期胃がんに帯する内視鏡的粘膜下層剥離術、内視鏡的消化管止血術など)も積極的に行っております。

当センターでの特長として

  • 最新型のオリンパス内視鏡(EVIS290シリーズ)の導入
  • 20年以上の検査経験のある消化器内視鏡専門医による検査
  • 細経(約5mm)経鼻内視鏡の使用(胃)
  • 年齢、体格に合わせた適量の鎮静剤の使用(胃・大腸)
  • 炭酸ガス送気装置(UCR)の使用(大腸)

どなたでも安心して受けやすい検査を目指しております。

医師紹介

センター長
坂部俊一

(消化器内科)
消化器内視鏡専門医
消化器病専門医
慈恵医大消化器内科出身
慈恵医大第3病院にて内視鏡検査・治療に長年従事


院長
川野幸夫

(消化器外科)
消化器内視鏡専門医・指導医
大腸肛門病専門医
慶應義塾大学 一般・消化器外科出身
当院で最も検査実績あり


川野勧

(消化器外科)
消化器内視鏡専門医
消化器外科専門医
慈恵医大外科出身


■ 内視鏡センター検査実施担当医(外来受診にてご希望日の予約を承ります

 
午前 川野幸 川野勧     坂部* 川野勧*
午後 川野幸 川野勧   坂部* 川野幸  

*センター長 *土曜日は隔週となります。

胃の検査

鼻から入れる胃カメラで負担の少ない検査が受けられます。

経鼻内視鏡による検査負担の軽減

当院では特に患者さまの負担の軽減に留意し、できるだけ安全な検査をお受けいただけるように配慮しております。従来の鎮静剤を使用した検査に加え最新型の「経鼻内視鏡」を導入いたしました。胃カメラが苦手な方でも負担の少ない検査がお受けいただけます。

鼻から入れる内視鏡の特徴

  • 太さが約5mm(今までの半分)違和感が大幅に軽減されました。
  • 検査前の喉の麻酔が不要です。検査中会話もできます。
  • 舌根部を通らないので嘔吐反射「オェー」がほとんど起きません。

通常の口からの検査や鎮静剤を併用した検査も行っていますのでご希望にあわせてお選びください。

意識下鎮静法(鎮静剤の使用)

喉の麻酔以外に検査の直前に鎮静剤の注射をして検査をする方法があります。この方法の利点は緊張感・不安感、咽頭異物感、などを減らし検査を受けられる点です。希望者を対象に鎮静剤を使用しています。体格、年齢により投与量を調節し検査中は安全のため経皮的酸素飽和度モニターで監視しておりますのでどなたでも安心して受けられます。検査後は30分ほど休んでご帰宅できます。

NBI(狭帯域光観察)による精密検査

検査中にボタンにより簡単に切り替えが可能で、見えにくい微細な病変を発見したり病変の質的診断に威力を発揮します

早期食道ガン

通常光

NBI

早期大腸ガン

通常光

NBI

大腸の検査

専門医による負担の少ない検査
ポリープは当日に切除手術を基本としています。

日本人の大腸疾患は年々増加傾向で大腸の精密検査はますます重要になっています。しかし大腸の内視鏡は一般的に負担が大きく「苦しい」「痛い」というイメージがあり検査を躊躇される原因となっています。当院では色々な工夫により患者さまの負担の軽減を第一に心がけて検査を行っております。

検査負担軽減のための工夫

  • 事前の下剤の内服がご負担となります。当院では1~1.5Lにて洗浄効果が十分となる下剤を使用しており、さらに苦手な方向けに違う味のタイプの水様下剤、錠剤タイプの下剤もご用意しています。高齢者の方、遠方にお住まいの方、ご希望の方には朝に病院にご来院いただき病院内で下剤を飲むことも可能です。
  • 消化器内視鏡専門医が検査を担当し、年齢、体格に合わせた適量の鎮静剤の使用 ・炭酸ガス送気装置の使用 で検査中のご負担を極力少なくするようにしています。
  • 検査にてポリープが発見された際に、1回で検査が完了できるようになるべく当日に切除手術をすることを基本としております。ポリープの状態と医師の判断で切除手術後に日帰りとするか一泊入院とするか決定しています。ポリープの大きさ、数、性質 や 内服中のお薬(血液サラサラ系)により当日は切除手術できない場合もあります。その際は担当医とご相談いただき後日計画的に切除手術をいたします。切除手術に関しては検査予約時に相談可能です。

炭酸ガス送気装置(UCR)

炭酸ガス送気装置(UCR)

通常使われる空気の代りに吸収の早い炭酸ガスを使用することで大腸検査後の腹部の張りや苦痛が軽減されます。

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